田舎武士の江戸土産 〜錦絵に見る、近くて遠い江戸〜
2013年1月5日(土)ー2月28日(木)
江戸時代後期、地方の武家の家にも江戸の浮世絵が伝わりました。浮世絵の地方伝播のありようの一つに、藩主参勤のお伴で江戸に行った多くの武士たちが、手頃な土産としてそれぞれの郷里へ持ち帰ったことがあげられます。江戸で版行された浮世絵が、江戸江、東錦絵と呼ばれてもてはやされたゆえんです。テレビもラジオも新聞・雑誌もなかった時代に、都市生活の新しくまた享楽的な風俗や雰囲気を、もっとも明快ヴィジュアルにかつ刺激的に伝える情報手段の一つでもあったのでしょう。
開館時間 : | 午前10時‐午後5時 |
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休 館 日 : | 火曜日 |
入 館 料 : | 一般700円(600円)、大学・高校生400円(300円)、小・中学生200円(100円) ※( )内は、団体20名以上の場合 |