細川忠興(1563~1645)は、幽斎の長子、妻は明智光秀の娘の玉(洗礼名ガラシャ)。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三代の覇者に仕え、たびたびの合戦に従い、関ヶ原戦の功により、豊前小倉36万石の城主となりました。 元和6年(1620)三男の忠利に家督を譲り隠居して三斎宗立と称し、寛永9年(1632)国替えとなった肥後では八代が最後の隠居領となりました。和歌に秀で、茶道では利休七哲のひとりとして有名です。 忠興は、藩主忠利に招かれて寛永17年(1640)に肥後熊本入りした宮本武蔵とは同じ年に没した同時代人ですが、そこに交流があったかどうかは定かでありません。今に伝わる忠興の愛刀や水墨画などを通して、このふたりが生きた安土桃山期から江戸期へと変転する時代をたずねることにします。
開館時間 : | 午前10:00〜午後5:00(入場は4:30まで) |
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休 館 日 : | 火曜日、第2・4水曜日(但し祝祭日の場合は開館) |
入 館 料 : | 一般700円(600円)、大学・高校生400円(300円)、小・中学生200円(100円) ※( )内は、団体20名以上の場合 |