「肥後・熊本画壇の分かれ道」ミュージアムトークのご案内
「熊本明治町並図屏風」(文林堂本店蔵)
本出展作品のうち甲斐青萍(かいせいひょう)の描いた在りし日の熊本にご注目!
甲斐青萍は明治昭和を生きた熊本の画家です。青萍が描いた「熊本城下町並図屏風」と「熊本明治町並図屏風」(文林堂本店蔵)は、江戸と明治の熊本の町並みを上空から描いた屏風絵(鳥瞰図)です。二つを比較すると、熊本市中心部の下通、通町、上通が交わる手取本町付近は、平成の今も江戸、明治の姿を留めていることが分かります。
これら青萍が残した絵について、3回にわたりトークショーを開催しますのでぜひご参加ください。
・事前に電話予約をお願いします
📞 096-352-4597
・入館料が必要です(年間パスポートでも参加できます)
江戸時代末期の手取本町付近
明治30年頃の手取本町付近
❀トークその壱 終了
“歴史は地形からはじまる”
日時 4月23日(日) 13時半~
松下康惠氏 (すぱいす連載中!『江戸咄』れき女)
❀トークその弐
“甲斐青萍の絵に見る熊本明治30年代”
日時 4月30日(日) 13時半~
伊藤重剛氏
(元熊本大学教授・元熊本大学五高記念館長
『甲斐青萍熊本町並画集』 著者)
*トークイベント終了後、左記の「琵琶ものがたり」を催します
❀トークその参
“いま、甲斐青萍の絵を見ることについて”
日時 5月20日(土) 13時半~
竹原明理氏 (熊本博物館学芸員)