- 会期
- 2018年4月19日(木)~4月23日(月)
- 観覧料
- 無料
- プロフィール
- 1962年熊本生まれ
九州女学院高等学校卒業後、京都の成安女子短期大学(造形芸術染織コース)で学ぶ。卒業後、和装コーディネーター、TV、CM等の仕事をフリーで行いながら、呉服店を経営。
2001年熊本市南坪井の古い蔵を改造し、カフェ&ギャラリー桃雀をオープン。
カフェやギャラリーの営業とともに、和装品のデザイン、販売、着付け教室など、「和」を感じ、創り、発信する活動を行う。
- 作家コメント
- 熊本を自身が襲った2016年、
そのショックから立ち直ろうとする中、私は病を得、昨年1年間は自分をいたわる時間に充てました。
そのときに訪れたのが、人吉でした。
川をわたる風に吹かれ、豊かないで湯に心を温め、少しずつ気持ちも体も回復してまいりました。
そして今回、人吉で過ごした時間の中から生まれた新作の着物と帯をはじめ、皆さまにご覧いただきたい品々を展示販売いたします。
人吉の川の滝から羽ばたき、私について来た小さな青い蝶。
そこに亡母の面影を感じ、一気に描き上げた着物や、戦国時代に渡来し江戸期に禁止された南蛮カルタ遊びが日本で唯一、今に受け継がれた人吉・球磨のウンスンカルタをデザインモチーフにした帯・・・。
皆さまに、私を癒してくれた人吉とそれにまつわる物語を、和装を通してお伝えできれば幸いです。
ご来場を心からお待ち申し上げます。
最終更新日:[2018年04月04日]