かごって、そうなの?
昨秋2つの台風が迫り来る中、島田美術館の井戸のあるギャラリーにて小さな
プレエキシビションを開催しました。結局台風は大事には至らずほっと胸
をなでおろしましたが、1日早く切り上げてしまったことで最終日にご来場く
ださったお客さまには大変申し訳なく思っております。
今回はその本展となり、館内3つのギャラリーを使用し作品を展示・販売いた
します。熊本に移り住んでからの念願であったバスケタリーの展覧会、国内外
で活躍する31名の作家たちの作品が並びます。数名を除いて当地での作品
紹介は初めてとなります。
皆さんの持つ「かご」の概念をさらりと裏切ったり、期待通りだったり、身近な
素材の変化に驚いたりと、好奇心のフタを開けて「バスケタリー」との出会い
をお楽しみください。
コロナ禍の中、ワクチン接種も少しずつ進んでいることに希望を抱きつつ、
会期中は注意をしながら可能な限り作品の説明なども行っていきます。
各方面から熊本入りを予定している出展作家も多数いますので、この機会に
さまざまな質問を投げかけてみてください。何度も足を運びたくなるような
展覧会にしたいと考えています。
今展覧会開催にあたり、3年前の企画段階から細やかなご協力をいただいて
いる島田美術館の皆さまには心より感謝を申し上げます。
内野 敏子(水引工芸家/バスケタリー作家/しろつめ店主)
※しろつめの実店舗は現在ございません
※イベントの詳細は
つかうかご・つかわなくてもかご展関連イベント